追従運搬車「Folloone(フォローン)」

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城南製作所では、追従運搬車「Folloone(フォローン)」を開発しています。
前方の人物を検知しその後方を自動で追従走行を行う運搬車で、農業を中心に重量物を頻繁に持ち運ぶ作業の大幅な省力・省人化を実現します。

 

追従運搬車「Folloone(フォローン)」とは 

果樹農家の深刻な高齢化や人手不足を解決すべく「作業効率2倍」・「身体的負荷の解消」を目指し、徹底した現場観察から効率的な作業体系を発想、それを実現する「実効性のあるスマート農機」としてフォローンが生まれました。

Folloone(フォローン)」は、〈Follow(追従)〉+〈Drone(ドローン・小型無人車両)〉という名のとおり、前方の人物を検知し、その後方を追従するよう自動で走行・旋回する運搬車です。ご高齢の方や女性でも扱えるようボタン1つで自動追従モードが作動、あとは操作不要で最大150㎏の荷物を積んでピッタリ後ろをついていきます。荷台がいつも手の届くところにあるため、重い収穫物の持ち運びや頻繁な載せ替え作業が不要となり、作業時間や身体的負荷が大幅に削減されます。

長野県工業技術総合センターとの共同研究により、果樹の収穫でフォローンを使った場合に身体的負担が半減することが科学的に確認されました。

「従来の2人作業を1人に」・「同じ時間で作業量が2倍」・「身体を壊す運搬の負荷の解消」といった生産性向上を、誰でも簡単・安全に使えるフォローンで実現します。

詳細はこちらのチラシをご覧ください。

開発経緯

当社が位置する長野県上田地域では、恵まれた風土や気象条件からブドウやリンゴなどの果樹栽培が盛んに行われ、重要な産業の一つとして地域を支えてきました。しかし近年では農業従事者の高齢化や人手不足が深刻化し、「10年後には農家が半減する」とも言われています。世界各地の過酷な環境に耐えうる自動車品質・安全の技術を活用し、より身近な農業の課題解決に貢献したいとの想いからスマート農機の開発がスタートしました。

NEWS

2025年2月5日
経済産業省「New Horizon Hub 」に掲載

中堅・中核企業の新規事業への挑戦事例として、本事業のインタビューが掲載されました。

2025年1月29日
農林水産省より「開発供給実施計画」の認定

2024年6月に施行されたスマート農業技術活用促進法に基づき設けられたスマート農業技術等の開発及びその成果の普及に関する計画(開発供給実施計画)」の認定制度において、当事業が第5件目として農林水産省より認定を受けました。認定内容はこちら

2024年10月9~11日
第14回農業WEEK@幕張メッセ出展
2024年6月18日
長野県ゼロカーボン技術事業化支援対象事業として採択

 

お問い合わせ

本機は現在開発中であり、試験導入いただける農家様や、お取り扱いいただける販売代理店様を探しております。ご関心が御座いましたらお問合せ用メールアドレスへご連絡をお願いいたします。※地域によってご希望に沿えない場合も御座いますので予めご了承下さい。

事業企画部 事業推進2課
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